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シリア空爆で再び悪夢の化学兵器【サリン】を使用か!?

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シリア北西部のイドリブ県で4日、シリア政府軍による化学兵器を使用したとみられる空爆がありました。

米政府筋によると、米政府はイドリブ攻撃について神経ガスのサリンを使用したものみており、シリアのアサド政権軍による攻撃であることが「ほぼ確実」としています。

この攻撃によって、こどもを含む多数の死者が出ている模様で人権監視団体や医療関係者が明らかにしています。

しかし、シリア軍は化学兵器の使用については否定しており、過去に使用したこともないと主張していますがシリアでは2013年にもサリンガスを使った攻撃が起きており、数百人にも及ぶ民間人が犠牲となっています。

この時も欧米諸国はシリア政府による攻撃だと指摘されているが、シリア政府は反政府勢力の犯行だと主張しています。

これを受けてドナルド・トランプ大統領は、4日の爆撃機が出発したシリア空軍基地への攻撃を命じたことを会見で述べており、

シリアの戦争を終わらせるため「すべての文明国」の協力を呼び掛けています。

米国務省は、アサド政権軍によるものと推測される今回の化学兵器攻撃は戦争犯罪同然の行為だと述べています。

今回の攻撃で、子供を含む多数の民間人が死傷し、呼吸困難や瞳孔の縮小、口から泡を吹くなど、化学兵器攻撃を疑わせる症状が見られていると現地目撃者の証言も上がっています。

トランプ大統領はシリア政府を非難し、「何かが起きるべきだ」と警告しています。

「我々は相当の確信をもって、今週の化学兵器攻撃はこの場所から、アサド政権の命令による」飛行機によって実施されたものと「判断している」と報道官は述べました。

ドナルド・トランプ米大統領は「赤ん坊までもがこの野蛮な攻撃によって無情にも殺害された」と女性や子どもも含めた、無差別攻撃であることを強く非難しており、米軍の攻撃について「化学兵器の拡散・使用を防ぐことは、米国の国家安全保障にとって絶対的に不可欠だ」と強調しました。

この攻撃によってシリアの深い同盟国であるロシアと米国の関係に今後どこまで溝が深まってしまうのか?

近隣諸国にも緊張の日々が続くことが心配でなりません・・・。