伝説のロックシンガー【ジャニス・ジョプリン】好きなら絶対観るべきおすすめ映画『ローズ』
こんばんは。けんぼーです(・ω・)ノ
突然ですが、アナタは伝説のロックシンガー【ジャニス・ジョプリン】を知っていますか?
ぼくが20歳前後の時から好きになった歌手の一人です。若い世代の人達でも普段から音楽に携わっている方なら一度くらいは名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
今日は、伝説のロックシンガー【ジャニス・ジョプリン】という一人の女性アーティストの一生をこれまた【ベット・ミドラー】という一人の素晴らしいエンターテイナーが演じ描いた自伝映画『ローズ』をおすすめとして紹介してみたいと思います(・ω・)ノ
1.伝説のロッククイーン ジャニス・ジョプリン
1960年代に魂のこもった圧倒的歌唱力と特徴のある個性的な声で一世を風靡した伝説のロック歌手。死してもなおロック界のカリスマ的女性シンガーの代表として今日まで人気と名を刻み続けるカリスマ・クイーン。
ジャニスが生まれたのは世の中がベトナム戦争や麻薬などで混沌とした1943年。
子供の頃から周囲と孤立していた彼女は大学をドロップアウトした後にサンフランシスコに飛びフォークシンガーとして生計を立てていましたが、この頃から麻薬(覚醒剤、ヘロイン)の常習が始まりドラッグ、酒、セックスに溺れるようになったのです。
しかし、そのころは戦争が終わる1960年代。愛と平和を掲げ徴兵や派兵に反対するヒッピーと呼ばれる若者の自由思想者が増え始め新たな価値観を彷徨い求めているときにこのジャニスの魂溢れる歌声に世間が魅了され一躍カリスマ的存在になるのです。
しかし、人気者になっても人間関係においてトラブルが続き、孤独感から離れることが出来ずにまた、ドラッグと酒に溺れてしまうようになります。常に愛に飢え、その熱い魂を抑えきれないがゆえに自分との葛藤に苦しむ姿が切なくもあり、ジャニスの温かくも脆い心の鼓動に周囲は引き込まれてしまうのかも知れません。
ジャニスは人気絶頂を向かえる頃にドラッグとアルコールによって27歳という若さでホテルの1室で一人息を引き取ることになります。
その波乱万丈の彼女の一生を切なくもリアルに表現したのが、ジャニスの魂が乗り移ったかのような演技を見せてくれる【ベット・ミドラー】主演の映画『ローズ』なのです。
★CRY BABY
★Move Over
映画『ローズ』ベットミドラー
この伝説のロックシンガーを演じきった圧倒的な演技力と歌唱力をもって、多くの観る人に感動を与えた人物がこのベット・ミドラーです。
信じられないかもしれませんが、この映画『ローズ』が初めての主演映画で、その年のアカデミー主演女優賞にノミネートされました。
彼女の演技力の広さと奥深さにいつのまにか引き込まれてしまうほどの特別なエネルギーを感じてしまいます。まさにジャニスらしい魂の演技を余すことなく出し切ったベット・ミドラーの懐の深さに惚れ惚れしちゃいますね(*´ω`)
また、歌声もすさまじくパワフルであり、且つ魅力的でジャニスらしさが伝わるロックンロールから心に響くブルースやバラードまでを完璧に歌い上げています。
この映画のタイトルでもある『The Rose』は僕の大好きな曲のBEST5に入る最高のバラードです。歌詞もせつなくこの歌を聞くとなぜか魂の奥深くに響き揺さぶる心で感じる僕の大好きな曲です。
『Stay With Me』
『When A Man Loves A Woman』
まとめ
いかがだったでしょうか?
映画『ローズ』の詳しい内容は観たときの迫力とリアリティをより感じて頂くために今回は割愛させていただきましたが、この時代を超えた二人の魂の共鳴は今の時代には少なくなった人間本来の心のはかなさと力強さを感じることができるのではないでしょうか?
もし観たことがないという人にぜひおすすめしたい映画です。
それでは。また(・ω・)ノ