ピコ太郎とオリラジRADIO FISHの中毒性の違いとは?
こんにちは。けんぼーです( ・ω・)ノ
ピコ太郎が世界134ヶ国に配信したデビュー曲『PPAP ペンパイナッポーアッポーペン』がアメリカ・ビルボートのシングルチャート77位にランクインされ、世界を股にかけて大フィーバー中とのこと(゚д゚)
なんと!全世界で動画再生回数が4億5000万回を超えてるんだって。
ことの発端は、9月末に9000万人近くのフォロワーがいるジャスティン・ビーバーがTwitterでピコ太郎の『PPAP ペンパイナッポーアッポーペン』が「俺の大好きな動画」と紹介したことをきっかけに一気に世界中で話題となったんだって( ・ω・)ノ
10月28日、東京での外国特派員協会であった記者会見では「Billboard Hot 100にランクインした最も短い曲」としてギネス世界記録の認定証が手渡されたとよ。
僕も最近までピコ太郎が話題に上がっていたことは、なんとなく知っていたけど確か初めて動画を一回観たきりで、特に心に突き刺さるほどの衝撃は起こらなかった。
正直、最近のリズム系のネタの衝撃度で言えばRADIO FISH(オリエンタルラジオ)の「PERFECT HUMAN」の方が僕はめちゃめちゃ心から面白いやんって思った。
もちろん、ピコ太郎の方が先にめちゃめちゃ面白いって情報が入ってから動画を観たので期待感が大きかったのかも知れない。だけど、これだけ世界中で受け入れられるということは人々への高い中毒性が何かしらあるではないか。
ただ、ピコ太郎が面白くないわけではなくて、あのペンやアップルやパイナップルをあんな風に世界の人々たちの耳に残るフレーズに仕立て上げたピコ太郎の閃きの才能には尊敬の念を抱かずにはいられないよね( ・ω・)ノ
では、なぜ僕がこのピコ太郎とRADIO FISHの二組のアーティストの動画を初めて見たときにインパクトや面白さ、肌で感じるオーラみたいなものにこれだけ差を感じたのか自分なりに分析してみたよ( ・ω・)ノ
単に好みの差だよね?ってシンプルに終わらせることも出来るかも知れないがそれは置いといて♪ 今日は、より深く追求してみようかなと思うよ♪
1.ピコ太郎の持つ中毒性とは?
ピコ太郎の特徴と言えばこのパンチパーマとこわもて風なサングラス、そして派手なヒョウ柄でいかにも『ミナミの帝王』に出てくる闇金業者のような衣装ですよね(゚д゚)
しかし、このこわもての風貌からは決して想像ができない小学生レベルの単英語の歌となんとも可愛らしいポップ調のリズムに乗るおねえダンスを踊るピコ太郎の姿が「奇跡の意外性」を生み出している。このギャップ性とあの覚えやすい耳に残るフレーズとリズム感が世間に受けいれられる基盤となっているのではと思った。
そして、ピコ太郎が日本のみならず、なぜここまで世界中の人々の心に影響を及ぼしたのかと言うと、世界中の老若男女問わず知っているごくごくシンプルな英単語のみでこの音楽が構成されていることではなかろうか?
PENとAPPLE とPINAPPLEこの3単語のみを基礎に作られているため、世界中で英語を母国語としていない人たちでもこの作品をシンプルに理解しやすく、すんなりと受け入れられやすいのではと思う。
そこにあのキャラクターの派手なインパクトと面白い発想の言葉遊びが聴覚にリズミカルに語りかけているこの3つの要素の”計算された外し感”がこの大フィーバーの根源にあるのではないか。
あの動画作品をみても全く無駄な要素を徹底的に排除しており、余計な小道具も使っていないことがこの3大要素をさらに大きく引き立たせ我々の感性に響かせているように感じる。
このネタのキーワードであるペンもリンゴもパイナップルもあえて持たないことで同じ場所に居ない視聴者の想像力を働かせて「なんだこれ?」という興味を引き出す中毒性も兼ね備えている( ゚Д゚)
また、日本のお笑いのツボとアメリカンジョークと呼ばれる笑いのツボって全く異なるものだけど、要はお国柄によってお笑いのツボが違うというのは映画とか観てるとよくわかるって人もいると思うんよ。
だけどこの『PPAP ペンパイナッポーアッポーペン』に関して言うと世界共通の笑いと魅力を兼ね備えたほぼ完成された万能ネタと言えるかもしれない。結果論でいうとこの1分足らずの曲がたとえ一時だとしても世界中の人々の心に何かしら共有できたものが生まれたという事実は素晴らしいことだと思う。
ピコ太郎の『PPAP ペンパイナッポーアッポーペン』の大ヒットの理由とは、
■キャラクター設定
■ネタ(歌)がシンプル且つ短くてインパクトがある。
■ネタ(歌)が世界中の誰もが理解できる英単語のみで構成されている。
■視聴者にイメージさせて巻き込むパフォーマンス力
このすべての条件をピコ太郎が備え、ジャスティンという運を手に入れたことによって、ピコ太郎が世界に羽ばたくことが出来たと言えるかもしれない。
2.オリラジのRADIO FISHの『パーフェクト・ヒューマン』の中毒性
オリエンタルラジオの中田と藤森率いるRADIO FISHの『パーフェクト・ヒューマン』
も今年大ヒットしたお笑いと音楽を高いレベルで昇華した作品だと思う。僕は最近はお笑いであまり心から面白い!と思ったことが少なくなっていたが、この『パーフェクト・ヒューマン』を初めて見たとき、気付くと衝撃的に面白くて久しぶりに妻と腹を抱えて笑っていたもんだ(笑)
こっちはかなり念入りに作りこまれたダンス、歌、お笑いの要素がめちゃくちゃ高いレベルで完成しているなと感じた。ほぼほぼセンスの塊が爆発したような作品だなと(笑)
この『パーフェクト・ヒューマン』もかなりのインパクト度を持っていて、また『PPAP ペンパイナッポーアッポーペン』と違った”計算された外し感”を見せてくれている。
藤森のお笑い要素の全くない真剣なラップ調の歌から始まり、サビで中田が発する「アイアム・パーフェクトヒューマン!」と首を横に倒すダンスは、かなりの中毒性を兼ね備えた笑いを解き放っている。
ピコ太郎と同じでサビの英語もごくごくシンプルで意味不明感を漂わせるものの誰にでも伝わるあの首ふりの面白さがある。
では、なぜ『パーフェクト・ヒューマン』は日本ではこんなにも大ヒットしたのに世界にまで届かなかったのか?と考えてみると、
■キャラ設定はピコ太郎ほどインパクトはないがギャング風スタイルは〇
■ネタ(歌)はピコ太郎を凌ぐかなり完成度の高いパフォーマンス
■ネタ(歌)のインパクトはあるが尺はピコ太郎より長い。
■歌詞の大半に日本語が使われており、サビでしか簡単な英語が使われていない。
■完全に完成されたパフォーマンスが故に日本語が通じない人々にこのネタの全ての良さが伝わっていない。
そう!ピコ太郎との違いと言えば日本語が使われていて、尚且つ曲自体も長いのでサビの部分までの流れは、日本語が分からないお国の人たちには???ってなってしまうのではないだろうか?雰囲気はなんとなく伝わるかも知れないがシンプルさと言葉の面では『PPAP ペンパイナッポーアッポーペン』が完全に全て出し切っているといっても過言ではないだろうか。
まとめ
そう、裏を返せば『パーフェクト・ヒューマン』もまだまだ世界に進出できる可能性を秘めていると言ってもいいくらいのポテンシャルの高いパフォーマンスだとぼくは思っている。
世界発信向けに英語バージョンでシンプルにアレンジを加えれば大きな1発はあるんじゃないか?と(´・ω・`)
ぼくはオリラジのポテンシャルの高さがあれば不可能ではないと信じている、、、
最後まで読んで頂きありがとうございました(´・ω・`)
それでは このへんで(・ω・)ノ
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