【画像】エマ・ワトソンの胸露出に『乳首が見えそう』『下品な表現』って何?そういう次元の話ではないんやない?
米ヴァニティ・フェア誌3月号で胸のほとんどが露わになった肩から掛けられたポリンキーみたいなジャケットによって、辛うじて乳首は見えないセミヌード姿を披露したエマ・ワトソン(26)。
なぜかこの写真が、世間で批判されるようになりネット上で物議を醸しだしていました。
エマ・ワトソンは、国連「UNウィメン」で親善大使を務め、活動的なフェミニストとして知られています。
今回、ネット上で非難されているこの人気女優の胸露出写真とフェミニズムの本質の意味との関連性を考えてみたいと思います。
エマ・ワトソンのプロフィール
生年月日:1990年4月15日(26歳)
出身地:フランス パリ
身長:165cm
職業:モデル・俳優
映画:『ハリーポッター』シリーズ全作、『美女と野獣』
2001年の『ハリーポッターと賢者の石』のハーマイオニー役としてデビュー。
7作品目の『ハリーポッターと死の秘宝』までの全シリーズに出演しました。
映画『ウォールフラワー』や『ノア約束の舟』にも出演し、人気女優として活躍中。
女優として輝かしい経歴を歩んできたエマ・ワトソンですが、モデルとしても世界のファッション界で華々しい活躍を遂げています。
また、女性の権利を主張する『フェミニスト』としての運動に精力的に参加する活動家としても知られています。
アメリカの超名門大学であるブラウン大学を卒業をしている彼女は頭の切れる聡明な女性としてのイメージが強いですね。
ファッション誌でトップレスを披露も非難コメント
この写真を巡って、世間では物議を醸しており『フェミニスト』として活動する彼女に対して様々な批判的意見が報道されていました。
Twitter上では、
『ワトソンにがっかりした』
『平等な権利なんて偉そうなこというくせに、体をみせる偽善者』
『この写真のせいで、ジェンダー間の賃金格差をなくそうとするこれまでの取り組みがダメになった』
『悪いフェミニスト』
などと侮辱的な批判が飛び交い、なぜここまでのパッシングが起こるのかが疑問である。
そもそも、この言葉で非難している人たちは『フェミニズム』の本質的な価値観を理解しているのだろうか?
エマ・ワトソンが掲げる『フェミニズム』とは?
フェミニズム(英: feminism)とは、性差別を廃止し、抑圧されていた女性の権利を拡張しようとする思想・運動、性差別に反対し女性の解放を主張する思想・運動などの総称。男女同権運動との関わりが深い。リベラル・フェミニズムやラディカル・フェミニズムなど、フェミニズムの思想は多様であり、一本の思想と考えることはできない。対置概念はマスキュリズム。 フェミニズムを主張する人のことをフェミニストと呼ぶ。
ジェンダー平等の闘いの本当の意味は、女性が『選択』という権利を手にするための闘いではないだろうか。
今までの歴史で刻まれた女性像が現代でも残りつづけており、女性は家庭に入るべきだ、子供を産むべきだ、肌を露出する服は着てはいけない(イスラムなど)などの暗黙に造り上げられたイメージを破壊し、個人が自由に選ぶことができる社会にならなければいけないというごく自然な主張であるように思う。
●女性はおしとやかでなければいけないのか?
●子供を産まなければ肩身の狭い想いをしなければいけないのか?
●男性と同じ土俵に上がって好成績を上げる女性には、同等の報酬を受け取るべき権利があるのではないのか?
●男性は胸を出すのに女性はなぜ胸を隠さないといけないのか?(世界的にみればアフリカなど一部の地域では、この概念がない)
という最後は少し過剰な例えになるが、女性からすればそういことなのではないだろうか?
古代昔から決められた『見えざる女性の鎖』に縛られて、本来の自分らしさを抑えたまま生きて生涯を終えた人達は数え切れないほどいるに違いない。
僕自身はエマ・ワトソンがこの活動に精力的になる意味が分かるといえばおこがましいが、何となくわかるような気がする。
これだけ人類は過ちを繰り返しながらも進化して、豊かな時代になったのだから、価値観も進化して変わることは必然的なことのように思う。
まとめ
時代が目覚ましく進化を遂げているにも関わらず、人類の考え方や価値観というのは、簡単のようで中々に変化しないものだなと感じます。
エマ・ワトソンのような時代に敏感な女性がこのような主張をすることの真の意味を深く読み取り、理解する努力が必要である。
僕自身は、この胸を露出した写真を見た時にエマ自身の凛としたブレのない力強いメッセージが込められているように感じました。(女性が胸を出すのが下品だとかそういう次元の話ではない)
あなたは、エマのこの写真を見てどう感じましたか?
それでは、また(・ω・)ノ
これからの人類が目指すべき価値観とは?